人生を変えた緊急治療室の壁の話

あなた色の空間と時間をデザインする

武田えいこです。

自己紹介ページはこちら

全国から続と届く、大人買いした古本たち。

しばらく色彩心理とカラーデザインについてマニアックに究めようとしてます。

今日は、なぜわたしが色に興味を持ったのかって話を。

それには強烈な経験がひとつあるから。

3年前のこと。

ある日急に背中が激痛に襲われ、40度の熱が出て、病院に運ばれたんです。

もうそれがありえない痛さでして。

痛みというのは人間忘れるようにできてるらしく、もう今思い出そうと思っても曖昧なんですけどね。

なんじゃーこの痛み。

だれかたすけてーーー。死ぬーー。

と思った記憶だけは残ってます。

痛みレベルは、言うなれば陣痛レベル。

そういえば陣痛の時もたすけてーと叫んでましたけど実に痛みに弱いタイプw

あれは1日後には人生くつがえるくらいの喜びが待ってるからがんばれるんですよね。

そこに不安よりも、ある種の情熱がある。

しかし原因不明の病気の時は、

やばい、やばい、マジでわたし、もう死ぬんじゃないだろうか

ってゾクゾクする感じの恐怖と痛み。

でですね、その時に運ばれた総合病院の救急治療室。

恐怖と共に医者が来るまで待たされる時間。

あかんー、もうあかんー。

早く原因を突きとめてくれー。いやその前にこの痛みをなんとかしてくれー。

とその時に目に入ってきた壁が

一面、黄色

だったんですよ。

こんな。

まっきっき。

普通、こんな色を壁に塗りませんわね。

まぶしいくらいの黄色。

のたうちまわってたわたしは、その黄色にちょっと救われたんです。

壁にパワーを感じたんです。

なんかわからんが、あえていうなら太陽のエネルギーみたいな。

応援されてるみたいな。

相変わらずの痛みの中でも、不安と恐怖が少しだけ和らいだんです。

幸いなことに1月後には完治したのですが、痛みがひいてから、もう一度その治療室で診察を受けたことがありました。

で、その時に改めて見た黄色い壁の感想は

どえらい黄色塗ったなぁ。

としか思えない。

近くにいた看護師さんにも聞いてみました。

そしたら

この壁、なんでこの色なんやろうって落ち着かないですよね。

って。

どうも元気な人にはその色の魅力がわからないんです。

おそらく病人にとっては強烈なパワーを感じる色。

そこまで計算してデザインされたんだろうなと思うと、空間の色の力というのは想像を絶するものだと知ったのでした。

ちなみに緊急入院したその病院には、

廊下のところどころにアートが配置されてます。

CT室の天井にはマイナスイオンが出てそうな森林の絵が書かれてます。

ふー、ちょっと癒される。

一回病人になったからこそわかる、この考えられた空間の効果。

いやぁそのために病気になったんじゃなかろうか。

病人目線の発見でした。

しかし、普通あんな黄色を壁一面塗るのはさぞかし勇気がいるでしょう。

これが、色の専門家になろうと思ったひとつのきっかけです。

人生、無駄なことは何ひとつないですねー。

あんな痛い経験は二度とごめんだけど。

ホテルや店舗などのインテリアデザインもやりたいですけど、病院や保育園など福祉施設もいつか手がけたいなと思いを馳せてます。

講座イベントのお知らせ

ただいま休業中

わたしの気持ちをこちらに書いてます

空間づくりのヒント、手帳の活用法、講座やイベントの先行案内などをあなたのメールボックスに直接お届けします。

メルマガ登録は下記バナーをクリック!